新潮社は『新潮』という文芸誌を出している。新潮新人賞を主催。ほかに『小説新潮』や『新潮45』
なども。新潮文庫夏イチの企画は毎年同じで最近買えるものが少ない。20世紀の百冊みたいなのを毎年してくれないかなあ。
文藝春秋も『文學界』を出していて文學界新人賞
やら芥川賞を主催してるね。最近公共の芥川賞を私物化していてその凋落ぶりはひどい。ほかには右翼系思想史『諸君!』や『オール読物』『週刊文春』など。
講談社は『群像』を出している。群像新人賞には批評家賞もあって珍しい。学術文庫やら文芸文庫やら良心的な企画が多い。われわれの世代は『現代思想の冒険者』たちシリーズにお世話になった。学術文庫は言うに及ばず、選書メチエにもいい本が多い。現代新書もあった。
河出書房新社は最近POP化した『文藝』を出している。文藝新人賞ではナウい新人を発掘しているが……。
もようやくHPができたみたいね。ちくま文庫や学芸文庫にはお世話になる。全集も文庫で出しているあたりは岩波も見習ってほしい。フロイト全集を文庫で出してくれないかな。太宰治賞も復活した。国語教科書も。
中央公論新社では今は昔『海』というよい文芸誌を出していた。そのすばらしい遺産は中公文庫に受け継がれている。右翼系の『中央公論』や売れていない『婦人公論』、『マリ・クレール』『暮らしの設計』『CQ』など。
は返品を受け付けない出版社なので小さな本屋にはここの本は置いていなせん。左翼系の『世界』『思想』などを出している。『三島由紀夫』全集はここからは絶対出ません。講座や全集など企画ものが多い。岩波文庫:岩波新書:岩波現代文庫:インターネット哲学アゴラ
角川書店は表紙の絵がちゃちい角川文庫がある。一橋グループの一角で漫画が多い。『野生時代』『TOKYO
Waker』など。
集英社はネットですばる
文学カフェをやっている。『小説すばる』や『青春と読書』などは以外と読める。『ジャンプ』はどうかと思う漫画も最近多いよね。あまり買わないけど集英社新書を出している。
小学館は漫画が面白いと思います。萩尾望都の文庫は全部ここから出ている。
新書館は漫画以外にも三浦雅士編集長の『大航海』や『ダンスマガジン』
なども出していますぞ。
TBSブリタニカは季刊『アステイオン』を出している。マニアックなのかあまり図書館でもとっていない。いい雑誌なのに。
情況出版は左翼系の牙城『情況』を出している。良くも悪くも左翼だが、よい雑誌ではある。
は思想系の本が多い。平凡社新書は平凡だが、平凡社ライブラリーにはお世話になる。ここは東洋文庫シリーズで『千夜一夜』とかアジアの名著を刊行しまくっている。先生が選んだ高校図書館のための東洋文庫
はフランス
文学関係の本が異様に充実。Uブックスにも
『チボー』とか名作が多い。昔はラテンアメリカ文学もよく出していた。メールマガジンや出版ダイジェストを出すなど広報も盛ん。何かとお世話になるあこがれの出版社。『ふらんす』では野崎勧さんのエッセイを連載中! いつつぶれてもおかしくないらしい。
は学術関係の専門書が多い。比較的翻訳物の訳はよいと思う。よく品切れになる。フランス思想関係の本も多い。そのシンプルな装丁はかなり気に入っています。ウェブも力が入ってしている。でもつぶれかけらしい。誰が出資してここを倒産から救ってあげて!
はお気に入りの出版社で、面白い本が多い。出版ダイジェストでよくお目にかかるもんね。
勁草書房は英米系の哲学書が充実。フレーゲ著作集など大胆な企画もある。就職面接で柄谷行人が好き、というと、柄谷さんのラッセル理解は間違っていないかどうこうのとつっこまれるらしい……。マニアックだなあ。
弘文堂は精神医学関係の本や、現象学事典などを刊行。
東京大学出版会は何かと伝統のある出版社。企画ものが多くてびっくりする。でもあまり買おうとは思わないのよね。
創文社はハイデッガー全集や『神学大全』などを刊行中。
法政大学出版局
未來社も思想の本が多い。驚くなかれデリダの部屋なるものがあるぞ。
紀伊國屋書店
国書刊行会はオドロキの出版社。いかにもマニアックな企画のシリーズやら全集をばんばん出している。いい本が多いのは間違いないけれど、その存在は良心的すぎるゆえにあまりにも不思議。奇跡的な出版社だ。
日本文芸社は神田の小さなビルに本社があってよく目立つ。いつからか文芸系の出版を縮小したが、以前は金井美恵子などの作家たちをよく出版していた。
青土社は廃刊になった『イマーゴ』をはじめ、なんとか生き延びている『ユリイカ』
(元は詩の雑誌)や『現代思想』を出している。特集の内容によって買ったり買わなかったりしています。またドゥルーズ特集号が出た。
人文書院は京都の出版社さん。むかしは哲学の本をたくさん出していた。
新曜社はシリーズで思想の本を多く出していて、とっつきやすい本が多い。
早川書房はSFとミステリー以外にも英米文学が以外と充実している。ヴォネガットとかもこちらね。
朝日出版社:
京都大学学術出版会は西洋古典叢書というシリーズを出している。さすが! でも一ヶ月で品切れになるの。
學燈社:『國文學』
メタローグ:『リテレール』
創出版:
NHK出版:テキスト:
潮出版社の漫画は最近出版社が変わって出されることが多い。でもつぶれることもないみたい。謎。
白泉社は少女漫画だね。
主婦の友社ってつぶれてなかったのね。ごめんなさい。
工作舎もマニアックな出版社だが、ライプニッツ全集も出しているのは謎。 その筋では有名。
現代思潮新社っていつから「現代」がついたの? 詩の出版社だよね。
彩流社は英米文学関係の本が多い。翻訳はちょっと悪いかも。
清水書院も忘れてはいけない。人と思想シリーズはけっこういいよね。
ウェブ新聞
Aasahi Comはかなり使える。ほかには『日刊スポーツ』など。テレビ朝日・朝日放送・
『読売新聞』は巨人好きにはたまらないらしい。『報知新聞』:日本テレビ・読売テレビ・
『毎日新聞』はかたよらない報道をする新聞。『スポーツニッポン』:TBS・毎日放送・
『日本経済新聞』は新商品や経済の分析に優れる。『日経産業』:テレビ東京・テレビ大阪・
『産経新聞』は右翼の宣伝誌で新聞ではないぞ。『サンケイスポーツ』『夕刊フジ』:フジテレビ・関西テレビ・
共同通信は地方の『徳島新聞』などに多く配信する特殊な新聞社。
NHK(日本放送協会)は公共の放送協会。放送大学もこの系列です。
映画館(映画関連のリンクはこちら)
東京国立近代美術館フィルムセンター(大きな特集を組んで名画を上映)
アテネ・フランセ文化センター(語学学校ってどうして映画学校みたいになってんの?)
東京日仏学院(フランス映画の名作を上演。会員制もある)
新文芸座(あの文芸座が復活した。でも池袋ってあまし行かないの)
三百人劇場(休映が多くて、三十人ぐらいしか入ってなさそうだけど、つぶれないでほしいの)
シネマライズ(音響が良いので好きな映画館。二階から見るのもよし。ナウイ?)
Bunkamuraル・シネマ( 年配のマダムが多いよね。フランス映画や中国映画だね。ここも見て)
渋谷シネマ・ソサエティ(以下六館では「ぴあ」の「ミニシアターチケット」が使えます)
ユーロスペース(ミニシアターの大御所にして配給元。千円で会員になれ、一年間千円で入れます)
イメージフォーラム(壁が薄い? 小さな特集上映が面白い。二千円で会員になれ、一年間1000円です。)
シネ・アミューズ(東と西がある。日本映画が多い。三千円で会員になれ、一年間1200円&招待券二枚!)
シネセゾン渋谷(ザ・プライム六階。シネクイントの半券で割り引きらしいんだけども……)
シネクイント(パルコパートの六階。若い映画が多い? 半券割引あります。ビールも飲めちゃう。)
恵比寿ガーデンシネマ(ウディ・アレン専門館。孤立しているのでなかなか行く機会が……)
シャンテシネ(銀座にある。いい映画をけっこうやっているね。三つスクリーンがある。)
シネスイッチ銀座(日本一可愛い子が働いているという噂の映画館。女性客多くて金曜女性900円)
銀座テアトルシネマ(高速の下にある。水曜日は千円。)
むさしのワンダーランド(「武蔵野」系列の映画館を運営しているらしい。特集も多い)
シネマ・下北沢
ラピュタ阿佐ヶ谷
岩波ホール(実は行ったことないんだけど。おばさんが多いらしい。)
NTTインターコミュニケーション・センター
アップリンク・ファクトリー()
川崎市民ミュージアム
そのほか
E-groupsでは、ウェブでも見られる無料のメーリングリストを提供。
美術館など
お役立ちソフトはフリーソフトの紹介