ブルース・スプリングスティーン
Bruce Springsteen

 スプリングスティーンは「ロックンロールの申し子」と呼ぶのに真にふさわしい数少ない人だと思う。ロックというジャンルなしには彼の音楽、詩、歌はありえなかった。彼は自分の表現をどこにも見つけることができなかっただろう。ロックは彼を生み出すためにあった、とさえ言ってもいいぐらいだ。ロックは個人と運命的な関係をとりもつことがあるのだが、彼こそはそうした運命の結晶のようなものだからだ。

 彼の半生はまるでロックを題材にしたマンガのような展開そのものだ。言葉にできないある種の情熱をうちにかかえた無口で内気な少年がロックとの出会いによって自分を見いだす……。彼が抱えていた情熱というものは、ほかのジャンルでは表現できないようなものだった。なぜならほかの音楽のジャンルは過去のものであり、彼は現代に生きていたからだ。そしてロックは現代の音楽だった。それが彼の情熱を表現することを唯一可能にした。つまり、もともと彼はロックをするために音楽をやったわけではないのだ。彼の内に抱える過剰な秘密が彼にロックをさせたのだ。だからこそ、彼の音楽にはどこか異常なところ、熱に浮かされたような、どこか常軌を逸したところがある。特に一作目と二作目のアルバムでそれが強く感じられるのだが、ロックはそうした異常さをそもそも吸収できる幅広いジャンルだったのだ。もともとこのジャンルは個人による内省的な芸術という色合いが強いのだが、ブルースこそはこの特色を最もつよく体現するロッカーの一人だ。

 彼とEストリートバンドが生み出すサウンドは強烈で、一度聞いたら忘れられないほどだ。それは情熱的で、とてもテンションが高いが同時にとてもとても叙情的なのが特徴だ。しかし彼のロックについて語ろうとすれば、彼が時代と取り結んだ特殊な関係について言わずにおくことはできない。もともと彼の音楽はアメリカの現代という状況を歌詞のなかに歌いこんだものばかりと言えるのだが、そのなかの一つの曲がどうしたことかアメリカ賛美の曲を勘違いされ、保守派(レーガンとか)に利用されるようになった。彼はそのことでひどくショックを受けることになり、音楽的にもすこし引きこもることになる……。しかし彼は音楽によって時代とかかわることをやめはしなかった。それは決して外面的なことなのではなく、彼がかかえる状況、心情、情熱といったものがそのなかにはまりこんでいるからであり、それを歌うことは内的な必然だからだ。そして彼は2002年の『ライジング』でこの課題に愚直に取り込んできた成果を見せた。このアルバムは素晴らしい出来であり、 2002年グラミー賞のBest Rock Albumなどを受賞した。デビューして数十年にもなる中年の男が作ったアルバムが、若い連中の作っている新鮮なアルバムを押しのけて受賞したのだ。これがどんなに偉大なことかは、ロックがいかにエネルギーのいる遠賀であり、またレベルの高いものを作り続けるにはどれだけの情熱が必要かということを知っていれば分かることだ。

 彼はロックによって始まったが、今でもこれににつきあい続けている。とはいえ、彼の音楽はますます無駄な飾りがなくなっており、ますますシンプルになっていっていて、ますます豊かな味わいを出している。そして、今の絶望的なアメリカに向き合い続けているその歌詞……。それは彼がロックそのものであることを意味しているように思える。ロックというものはどんなものであるのかが、彼によって明らかになるのだ。ロックとはただの才能の披露や感情の爆発などではなく、そうした感情そのものへの深い内省を含んだものであり、もろもろの価値についての問いの提出なのだ。60年代のロック創世時代のものならともかく、未だにこうしたロックにとって歴史的に価値のあるアルバムが作られていることに感動せざるをえない。もちろんこれはロックという分野に限ったことではない。現代のアメリカの小説家には60年代の小説よりかはブルース・スプリングスティーンなどロックのほうにはるかに影響を受けた、と公言してはばからない人もいるのだけれど、それはロックが同時代をもっとも深く捉えている芸術であることを明かし立てている。ロックと呼ばれるもののほとんどがただのポップスにしか聞こえてこない今だが、ブルースが生きている限りロックは生きているのだ。


1973 Greetings From Asbury Park, N.J.
 アズベリー・パークからの挨拶

吹き出す言葉あふれ出すことば止まらないコトバ!!!!!! コトバの洪水だあああああ。なんだこれわ。一体なんてことでしょうか、この衝動は。「Blinded By the Light」のすばらしさ! こんなのデビューしたての新人が書くものじゃあないです。「Growin' Up」も大好きな歌です。そして「It's Hard to Be a Saint in the City」はディランにも劣らない怒濤の歌詞と歌いっぷり(いや、ブルースの方がかるかに早口だから勝ってるかも)で圧倒的。これが弾き語りだけじゃなくてちゃんと演奏がついていたら、このアルバムは60年代のディランのそれに匹敵するほどのロックアルバムになっていたのではと思います。だまされたと思って聴いてほしいなあ。もしこのアルバムに若いときに出会ったなら、それはほんとに幸福なことです。 はじめて自分の表現を見つけたものの躍動があまりに純粋なカタチで詰め込まれているので、くらくらするほど感動すると思います。ロックをやりといと思っている人にはこれを聞かすといいと思います。やめさせたい方はぜひ試してみてください。

1973 The Wild, the Innocent & the E Street Shuffle
青春の叫び

 二作目にしてこの傑作。ブルースのスケールの大きさを一番感じさせるのがこれ。街にすむ人々とそこに生きる自分を主人公に、ノスタルジックかつドラマチックに歌い上げたイメージ豊かな詩がとにかく素晴らしい。彼の描く街はディランとは違ってキラキラしていて、愛のチャンスに満ち、放浪する人々が魅力ある一瞥を与える場所だ。「7月4日のアズベリー・パーク」「キティズ・バッグ」「57番通りの出来事」「ロザリータ」などの詩はほんとに魅力的で、ブルースがそれを情感込めて歌い上げるさまもぞくぞくもの。the E Street Bandの演奏も素晴らしく、破天荒なまでの荒々しさがブルースの歌を盛り上げるし、至る所で昂揚してただの伴奏でなくなり、まるでオーケストラのように間奏曲を奏でる。曲と曲とがとぎれずに続いていたりするのだが、それがまたこのアルバムに比類ない躍動感を与えている。スプリングスティーンと言えば次作の『明日なき暴走』が最高傑作とされることが多いけれども、このアルバムこそブルースが最もイマジネーション豊かでエネルギーに満ちていたときに作られた虚飾のない不世出の傑作です。いや、それどころか、全ロック史を見渡してみても、これほど豊かで美しく爆発的な作品がほかに見あたるとは思えません。最後の壮大かつメロディアスな「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」を聴けば、あなたも否応なくそう思ってしまうでしょう。『アヴァン・ポップ』の著者ラリイ・マキャフリイはこれをアヴァン・ポップな傑作の一つに挙げていますが、そういう評価は最近多いようで、ここでもこのアルバムを最高傑作としています。こうした再評価の動きは、この作品を愛してやまない自分としては嬉しい限りです。しかも、「常識的な意見ではドラムがよくないとされているが、このアルバムのVini Lopezのプレイはこのアルバムにぴったりの演奏をしている」とかなんとかいうこのレビューのくだりは本当にそうだと思うんです。これ以降、確かによくできてはいるが異常なほどのパワーを彼のアルバムから感じなくなったのはドラムが変わったからのような気がするもの。とにかく、今この一瞬を力一杯生きている若者の情熱を、これほど雄弁に語っている芸術作品は古今東西なかったと思います。
 ここでのEストリートバンドは以降とメンバーが少し異なっているので紹介しておこうかな。サックスはクラレンス・クレモンス、アコーディオンが印象深いダニー・フェデリシ、べースやチューバのゲイリー・タレント。ドラムズのヴィニ・ロペスとオルガンやピアノのデヴィット・サンシャスはこのアルバム以降外されている。しかしみんな非常に豊かな演奏をしている。また、これだけ様々な楽器を全編ロックアルバムに使用するのは当時としては異例のことでロック音楽の幅を広げたことでもこのアルバムは評価される。
 あと、この時期の彼のステージはほんとうにすごかったらしくて、それを見たある有名な人が、「わたしのなかをロックの過去が通り抜けるのを見た、ロックの未来を見た」とかなんとか感想を持ってしまうほどのものだったらしい。じつはこの時期のライブアルバム持ってるんだよね。アンダーグラウンドものだけども。音はよくないけど、曲の途中にブルースのながーい語りを話すのを聞くことができるんだよね〜。デイヴ・マーシュだったが書いた本のなかにこのころの彼の語りが書かれているんだけど、ほんとそのとおりの話をしているの。人類の見果てぬ夢に、不老不死とタイムマシンがあると思うんだけども、もしタイムマシンができたらみなさんはいつどこに行きますか? 私は恐竜なんか見に行くよりも、この時期のブルースのステージを見に行きますね。えーと、ほかにはドアーズとザ・バンド……。60年代のディランも見たいけど、あれはいろんな資料があるから……。ええ、まあとにかく、この時期のブルースほど魅力的な音楽家はちょっとほかにいないということです。本物のJ・Sバッハの即興演奏も聴きたいけど、やっぱりブルースだな。私は。

1975 Born to Run
『明日なき暴走』

前作が「意図しなかった傑作」だとするとこれは「意図した傑作」らしい。なるほど、うまいこと言うねえ。ホーン・セクションや残響の多さなど、いささか編集過剰なその楽曲の作りはどことなく嘘くさいし、歌詞も前より 写実的になっていて、逆に夢を歌い上げるところなんかはどことなく内容がなくなっているの。と、文句をぶちまけるのは前作があまりに傑作だからで、これももちろん素晴らしいアルバムです。特に「Thunder Road」はほんとにいいですね。ほかの、「Tenth Avenue Freeze-Out」「Night」「Backstreets」「Born to Run」「She's The One」は定番になったし、「Meeting Across The River」は美しく、「Jungleland」もこのアルバムの締めにふさわしい曲です。ほんと映画みたいな流れ。
 ブルースが都市に幻滅し、合衆国の暗さから眼をそむけられなくなるようになるその一歩手前というか、あるいはそこに足を踏み入れつつもなんとか情熱を保とうとしているかのどっちかという感じで、ブルースの爆発的な熱唱を聴くことが出来ます。実際、この時期の彼のステージはもんのすごかったらしい。歌詞にもまだまだ美しいイメージがきらめいている。日本では佐野元春が和製スプリングスティーンとかなんとかでもてはやされたらしいけど、はっきし言って本人とはあまりにスケールが違う。その詩的豊かさや曲の壮大さと多様さ、それに力ある歌声、どれをとってもね。ただ、今これを聴くと、あまりに力強く、あまりにエネルギーがありすぎて疲れるのも事実。これ以降彼は全然違う方向に走って、より落ち着いた曲を作るようになるけれども、そういう気持ちも今はなんとなく分かる気がするんだよなあ。
 ドラムズにはMax Weinberg.が、ベースにはRoy Bittanが新しく入ってサウンドをひきしめている。

1978 Darkness on the Edge of Town
闇に吠える街

 前作とはうってかわって非常に地味なアルバム。しかも一転してアメリカの労働者たち、しかも敗者たちの厳しい現実を歌った暗い内容になっている。まあ、前であんだけ華々しい歌を歌っていたのに、こんなの作っても理解されるわけないよなあ……。でもそこが彼のすごいところ。彼は自分が歌を歌う目的というのに非常に忠実な人なんだなあ。このアルバムには「Prove It All Night」など優れた曲も多いです。アマゾンのレビューを読んでいると、この作品がいまでも人にストレートな感動とメッセージを与えていることに気づかされます。真実を見つめて書いた詩は古びることがないんですねえ。今後のブルースの方向性を決めた作品として重要なだけではなく、未だに新鮮な作品でもあるのです。

1980 The River
ザ・リバー
 二枚組で60年代風のロックンロールを歌ったアルバム。明るく無邪気な曲もあって一見前作から一転したようでもあるが、「Stolen Car」「Wreck on the Highway」など希望のない歌もある。今聴くとすれば、そっちの暗い曲の方をじっくり聴くだろうなあ……。

1982 Nebraska
んでまたまたいきなりギターとハーモニカだけで、ウディ・ガスリーや昔のブルースの歌い手が歌ったような世界を歌ったアルバム。なんとも陰気な世界が描かれているけれども、いくらかの希望も歌われる。実はこれってデモ・テープまんななんだよね。こういうことをした人は彼が初めてらしい。よくマンガで音楽ものってあるけれど、ブルースほどマンガ以上に想像不可能なことをした人はいないと思います。これが単に挑戦的な作品というだけではなく、優れた傑作になっているところも。なんと2000年にはこのアルバムへのトリビュートアルバムが作られていることからも、この作品が未だにぜんぜん古びていないことが分かるのです。なお、「Born in the U.S.A」はもともとこのアルバムに収録される曲だったのだが……

1984 Born in the U.S.A.

「死んだような生気のない町に生まれ/歩き始めるとすぐに蹴とばされた/最後にはたたきのめされた犬のようになり/人生の半分を人目を盗んで生きるようになる/U.S.A.で生まれた/俺はU.S.A.で生まれた」と歌うタイトル曲はもちろん怒りを表しているのですが、レーガンにアメリカ賛美歌として扱われ、未だに共和党支持者たちからそう思われているらしい。やっぱりちょっとコマーシャルだったのかもしれませんねえ。敵とは何かと言うことをこのとき彼はひどく意識したでしょうが、ブルースはこの誤解にひどく傷つき、Eストリートバンドを解散してしまい、2002年までロックに復帰しなかったのです。まあ、そういうことを忘れてこのアルバムを聴くと、やはり素晴らしい曲が数多くあると思います。ただ、『Born to Run』にもまして過剰な味付けと、時代がかった音がいささか息苦しく響くのも事実なんですね……

THE“LIVE”

1987 Tunnel of Love
トンネル・オブ・ラブ
「ブリリアント・ディスガイズ」はいい曲ですよね……

1992 Plugged: In Concert
 

1992 Lucky Town
Human Touchと同時発売された1992のアルバム。

1992 Human Touch

二つ同時に発売されたにしては長い録音時間のこのアルバム、目立たないけど案外いいと思います。
 

1993 In Concert/MTV Plugged
 

1993 Lucky Town Live
 

1995 The Ghost of Tom Joad
 

2001 Live in New York City
 

 

 

2002 The Rising

 スプリングスティーンとEストリートバンドが組んだスタジオアルバムとしてはなんと『Born in the U.S.A.』以来18年ぶりの作品と知って、「まさか」と思った。Eストリートバンドを解散したのはブルース自身であり、以来、彼は(1999-2000のツアーまでの間十年間)ライブでもずっと一人でやってきたわけだから、このアルバムは彼が完全にロックへと戻ってきたことを意味することになる。それだけでも嬉しいことなのに、このアルバムの出来は予想をはるかに越えるものだった。
 というのは、このアルバムは一度その頂点を極めたかに思える彼のキャリアの中でもひときわ輝くものだからだ。これは9.11事件を全面に意識して作られたアルバムになっていて、事件直後に様々なアーティストが集まって行われた“America:A Tribute To Heroes”コンサートの冒頭に歌われた「My City Of Ruins」も収録されている。しかしこれは事件直後に作られた曲ではなく、彼の地元アズベリー・パークについて書かれた曲だったそうだ。もちろん、事件を直接題材にした曲もあるが、「My City Of Ruins」のような曲が事件以前にすでに作られていたということが、ブルースがどんなアーティストであるかということを如実に語っていると思う。
 『Darkness on the Edge of Town』や『ネブラスカ』といったアコースティックな名作群でも彼はアメリカ社会の暗い現実を歌い続けてきた。彼はたとえば「歌ってほんとにいいものですねえ」というようなナイーブな態度からはるかに遠いところで歌と向き合ってきた人だ。彼にとって歌とは現実と向き合うための手段でもあり、その現実を乗り越えていくための希望でもあるだろう。残念ながら日本ではそのようなアーティストを見いだすことはできない。せいぜい「自分」なるものに向き合う程度がせきのやまだ。三浦久がこんなことを書いていたので紹介させてほしい。「タイム誌によれば、9.11の事件後、スプリングスティーンは、ニューヨークタイムズに掲載される死亡記事を読んで、いくつもの告別式で、「サンダーロード」や「ボーン・イン・ザ・USA」が流されたということを知った。また、彼のコンサート・チケットの半券を束ねて、寝室に大事にしまっておいた犠牲者もいたということを知った。彼は、何人かの遺族に電話をかけ、犠牲者についてもう少し詳しく話してもらえないかと頼んだという。」もちろん、これだけの反応ならどんなアーティストにでもありえるものだが、彼らの哀しみを自分のものとして受け止めてそれを自分の曲に反映させるということまでするミュージシャンがどれだけいるだろうか。少なくとも日本にはいないだろうと思う。「Empty Sky」の歌詞などによく耳を傾けてほしいと思う。
 ところで、スプリングスティーンがアメリカの良心を代表するアーティストと見なされているのは、彼がヘヴィな現実を題材としつつも、そこにとても前向きで地に足のついた希望をはさみこむことを忘れないからでもある。このアルバムでは以前のスプリングスティーンに比べて、前向きなメッセージが多くなっている。「come on rise up」なんて明確なメッセージを彼が歌うなんて昔はちょっと想像できなかっただろう。このアルバムが彼のほかのどのアルバムよりも暖かく、真心に満ちているように思えるのはなぜなのだろうか。おそらく、彼の今までの紆余曲折の歩みがここに集大成されたものだからだろう。R&Rに対する苦難を乗り越えてきたからこそ到達できた突き抜けた境地のようなものを感じさせる。「Into the Fire」の読経のような祈りの美しさなんかまさにそうだ。
 しかしそれは『Born in the U.S.A』以来の彼を知っている者の主観的な思いこみという点も多分にあるだろう。このアルバムはむしろEストリートバンドの完璧なアンサンブルにその出来を多く負っている。クラレンス・クレモンス、ダニー・フェデリシ、ロイ・ビタン、ゲイリー・タレント、そしてなんとスティーヴ・ヴァン・ザントといった古株、さらにニルス・ロフグレン、マックス・ウェインバーグ、パティ・スキャルファの八人で作り出されるサウンドは60年代のように暖かく、またとても新鮮だ。スティーヴ・ヴァン・ザントとニルス・ロフグレンが同時に加わったスタジオアルバムは初めてではないだろうか。まさにEストリート・バンドの完璧な形で作られたサウンドになっている。
 The Rising is one of the very best examples in recent history of how popular art can evoke a time period and all of its confusing and often contradictory notions, feelings, and impulses. There are tales of great suffering in The Rising to be sure, but there is joy, hope, and possibility, too. Above all, there is a celebration and reverence for everyday life. And if we need anything from rock & roll, it's that. It would be unfair to lay on Bruce Springsteen the responsibility of guiding people through the aftermath of a tragedy and getting on with the business of living, but rock & roll as impure, messy, and edifying as this, helps. ~ Thom Jurek, All Music Guide

Beats21 Archive - スプリングスティーンの新作『ザ・ライジング』

メジャーなロックのヨタ話の中にThe Risingについての詳細なレビューがあります。

戻る

ホーム